ふりーだむ かさねびと

フリーのイラストレーターとして、お仕事をさせて頂いています。

考え方ひとつで変わる→僕のポートフォリオの話

 

言葉を聞いたことがない方のためにも、ポートフォリオについて少し説明します。

ポートフォリオというのは、イラストレーターやフォトグラファー(写真家)が、自分の作品をまとめた…まぁ、作品集になります。作品をプリントして、市販のファイルにまとめるのが一番多い方法かと思いますが、特に形状が決まっているわけではないので、自分で本を作ったり、CDやDVD1枚にまとめてしまうなんてこともできるわけです。

 

…で、僕もイラスト関係のことをしているわけですから、ポートフォリオは勿論作ったことがあります。

 

本題に入る前に、ちょっとやばい話…

(※リアルに生々しい話が含まれます

 

ある時に、ポートフォリオを作ることになったのですが、僕はめっちゃ絵が上手いわけではないので、上手く見せる構図というものが必要になってくるわけです。

…と、言っても、捉え方は人それぞれなので、絶対にこの構図がいい!なんてことはないです(ここら辺は自己満足の領域にもなってきます

 

それを踏まえて、その時作ったのがこちら…

f:id:kasanebito-aya-aya:20160925220518j:plain f:id:kasanebito-aya-aya:20160925220613j:plain

シンプルゥ……

…なのですが、ここで問題点を上げときます。

 

 

…こうなってしまうと、最終的に行きつく結論は、言わなくても分かる。である。

制作期間が短いあげく、無理矢理作ったポートフォリオが、いいわけがありません。結局、絵のクオリティー勝負になってしまったわけです。

 

まだ…まだ、これだけで済めばよかったのですが…

状況が状況なだけに、最悪の事態に…ッ!!(※ガチの話です

 

ポートフォリオを作っていたのは、その場にいた全員…。

つまり、僕個人の話だけでこの話は終わらない!!!!

 

数人のポートフォリオの話で、その授業は終了

取り上げられた人すら、ボロボロに言われる始末

その他メンバーは、話にふれることすらなかった

自信喪失者多数出現……ッ(▼□▼メ)!!

 

単純すぎる書き方ですが、マジでこうなってました。

僕がリアルに聞いた呟きで、衝撃的だったのが「見る価値もないのか…」と、かなりやばい状況だったのは確かです…。

 

 さらに、作っただけ作って、使う機会が当時なかった!!

…このポートフォリオ完全没に……( ;∀;)

 

…思いだして書いてますが、だいぶやばかったです。

僕的に、リアルで自信喪失したのはこの時ではなかったのですが、何かが始まっていたのは、この辺りだったかもしれません(完全完治してますが、鬱病でした

 

で、

 

今なら、冷静にポートフォリオの話ができると思ったのです。

 

結局、何もかも視野が狭かっただけの話だったんです。

 

教えられたたことをそのままやったところで、数に埋もれるだけで、何か…自分らしいものを少しでも足せば、結果は変わらずとも、何かは変わっていたはずでは?

作品を入れるファイルも、ページも作り方も指定されていましたが、いっそ全然違うことをすれば、ここまで自信喪失することもなかったのでは?

 

…よくよく考えなくても、僕は誰かと同じことをしようとしていたわけじゃないんだから、こういう考えが思いついてもおかしくなかったはずなのに、当時の「みんなといっしょ」みたいな、真の意味に気付くと恐ろしい現象のせいで、考えに至らなかったのかもしれません(汗

 

結論:ポートフォリオは楽しんで作った方がいい